新しい家族がやってきた。

小さな手。小さな足。

そっとのぞき込む
お姉ちゃんお兄ちゃんのまなざしも、

きっと今だけのもの。

たくさん遊んで、
転んで、泣いて、
少しずつ大きくなったおにいちゃんの足。

まだ世界を歩いたことのない、
小さな小さな足。

大きく見えるお兄ちゃんもお姉ちゃんも、
ほんとうはまだ成長の途中。

家族になること。
きょうだいになること。

それはきっと、

特別な出来事よりも、
何気ない毎日を重ねていくこと。


泣き声も、笑い声も、

あわただしく過ぎていく毎日だけれど、

あとから振り返ったとき、
いちばん愛おしく思い出すのは、

案外そんな時間だったりする。


気づけば、かけがえのない家族の時間として。